台風の発生位置は、8月頃までは平年と同様にフィリピンの東海上となるケースが多い予想です。
9月から11月にかけては、北西太平洋熱帯域でラニーニャ傾向がみられ、インド洋東部でも海面水温の高くなる可能性があります。この影響で平年より西側にあたる南シナ海~フィリピン近海で対流活動が活発になり、台風の発生位置も西寄りとなります。
この場合、海面水温が高い海域を通る時間が短くなったり、大陸へ向かう進路が多くなるなど、台風の発生から消滅までの寿命が短くなる傾向があります。
月別の台風進路:9月以降は沖縄〜本州方面へ